FXで安定して勝つために、多くのプロトレーダーがやっていることがあります。
それが「トレード日記をつける」という習慣です。
「日記なんて面倒くさい」
「見返すこともないし意味あるの?」
そう思うかもしれません。しかし、トレード日記は最強の学習ツールであり、自分だけの勝ちパターンを見つけ出す鍵でもあります。
今回は、初心者でも続けやすいトレード日記の書き方やそのメリット、続けるコツまで詳しく解説していきます。
トレード日記とは?何のために書くのか
トレード日記とは、自分のトレード内容を記録して振り返るためのノートです。
勝った理由・負けた理由・そのときの感情・相場環境などを整理することで、以下のような効果が得られます。
✅ 自分の「勝ちパターン」と「負けパターン」を可視化できる
何度も見返すことで、再現性のあるトレードができるようになります。
✅ 感情トレードのクセに気づける
「イライラして無理にエントリーした」など、自分の感情の癖に気づきやすくなります。
✅ 検証や改善がしやすくなる
ルールの見直しやエントリータイミングの修正など、次に活かす材料が手に入ります。
トレード日記の基本的な書き方(例)
日付:2025年6月11日
通貨ペア:USD/JPY(15分足)
トレードスタイル:デイトレード
エントリー根拠:4時間足・15分足のトレンド一致+チャネル下限+サポレジ転換
ロット数:5ロット(5万通貨)
注文価格:142.900
利確・損切:143.900 / 142.500
結果:143.900 +100pips
チャート画面をスクショし日記に貼り付け
感情:落ち着いていた。欲張らずに利確できた
改善点:東京時間での動きが弱く、もう少しタイミングを遅らせても良かったかも
このように記録することで、自分だけの「成功パターン」が積み上がっていきます。
トレード日記はどこに書く?おすすめの方法
✅ 手書きノート
・記憶に残りやすく、感情も書きやすい
・図やラインを描けるメリットあり
✅ スプレッドシート・エクセル
・データを並べて管理しやすい
・集計も可能(勝率・平均獲得pipsなど)
・チャート画面のスクショも簡単
トレード日記を続けるコツ
✅ 毎回完璧に書かなくていい
まずは「簡単なメモレベル」でもOK。
たとえば、「+10pips!感情は冷静」だけでも十分です。
✅ 習慣化するタイミングを決める
トレード後すぐに書く or 寝る前にまとめて書くなど、時間を決めておくと継続しやすいです。
✅ 週に1回は振り返る
書いた日記を「見返すこと」が一番大事です。
1週間ごとにまとめて振り返り、「共通点」や「改善点」をチェックしましょう。
トレード日記は「負けたときこそ価値がある」
多くの人が、勝ったときだけ記録して、負けたときは忘れたくて書かない傾向があります。
でも本当に価値があるのは負けたトレードをどう活かすかです。
「なぜ負けたのか?」
「どこで感情に流されたのか?」
「どのルールを守れなかったのか?」
これを丁寧に記録し続けることで、トレーダーとしての成長が加速していきます。
まとめ
トレード日記は最強の学習ツール
FXで勝ち続けるためには、相場分析だけでなく、自分自身を分析する力が必要です。
そのための最強のツールが「トレード日記」。
継続は力なり。あなたも今日からトレード日記を始めて、未来の勝ちトレーダーに一歩近づきましょう。
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